アメリカでは政府機関の一部閉鎖が28日目を迎え、航空管制官の不在により約7000便に遅れが出るなど、混乱が続いています。
連邦議会では与野党の対立により予算案が可決されず、10月1日から政府機関の一部閉鎖が続いています。
アメリカメディアによりますと、約73万人の政府職員に給与が支払われていないということです。
ロイター通信によりますと、約1万3000人の航空管制官にも給与が支払われておらず、27日には全米の空港で管制官の不在が相次ぎ、約7000便が遅延したということです。
上院では28日、政府機関の資金を一時的に確保する「つなぎ予算」を巡って13度目の採決が行われましたが、与野党の対立により否決されました。
政府機関の再開の見通しは立っておらず、今後も混乱が続くとみられます。