28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続伸し、前日比161ドル78セント高の4万7706ドル37セントと終値の最高値を3営業日連続で更新した。
米中の貿易摩擦に対する懸念の後退や、アメリカの連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決めるとの観測を背景に買い注文が膨らんだ。
また、アップルの時価総額が一時4兆ドルを突破した。
4兆ドル台に乗せるのはエヌビディア、マイクロソフトに続き3社目となる。
さらに、フィンランドの通信機器大手ノキアに10億ドルを出資すると発表した半導体大手エヌビディアは5%近く急伸し、ハイテク株がけん引した。
週内にはマイクロソフトやグーグル親会社のアルファベット、アップルなど巨大IT企業の決算発表を控え、好業績への期待感も相場を後押しした。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も4営業日続伸し、190.03ポイント高の2万3827.49と最高値を更新した。