師走の都大路出場をかけた県高校駅伝が、28日に雲仙市などで行われました。
男子は最後まで分からない手に汗握る展開に、女子は本命校による盤石のレース展開となりました。
県高校駅伝は雲仙小浜マラソンコースであり、男子27校、女子17校が出場しました。
男子は7区間、42.195kmで競います。
1区(10km)は、3連覇を目指す鎮西学院と、2024年2位の長崎日大、3位・瓊浦が先頭集団となりレースを展開します。
後半、鎮西学院のエース・内田選手(3年)が前に出ると、 最後は長崎日大の俵選手(2年)が追い上げます。
2区は鎮西学院のケニア人留学生 ムッソーニ選手(2年)の快走で、トップでタスキリレー。
長崎日大も負けてはいません。
3区、黒岩選手(3年)が鎮西学院との差を徐々に縮め、逆転します。
その後は、鎮西学院と長崎日大がデッドヒートを繰り広げます。
終盤、鎮西学院が抜け出し(6区、7区)、2時間7分9秒で3年連続18回目の優勝を決めました。
鎮西学院3年 内田涼太 選手
「3連覇というプレッシャーがあったので、ホッとしている」「県記録更新と、都大路入賞という目標をもう一度再認識して残り1カ月を充実させたい」