県の虚偽公文書作成問題をめぐり湯崎知事は、公益通報に関する当時の対応を検証するための再調査について、自身の在任期間中に調査結果を示す方針を明らかにしました。
【湯崎英彦知事】
「調査の最終段階に入ってきているところ。私の在任中に調査結果をお示しできるようにしたい」
呉市安浦町の中畑川災害復旧工事をめぐっては、２０２１年１１月、県人事課の公益通報窓口に、職員から「補助金申請の文書作成にあたって虚偽の文書を作成したのではないか」と通報がありました。
その後、人事課は必要な調査を行うことなく事実かどうか特定できないと結論付けていましたが、今年に入って行われた再調査で県として協議録が事実でないと認定。
さらに、公益通報に関する当時の対応を検証するための再調査を進めていて、２８日湯崎知事は自身の在任期間中に調査結果を示す方針を明らかにしました。
