高松市の観光地で、1人が重体、8人が重軽傷を負ったジャンボタクシー事故の続報です。警察が78歳の男性運転手を過失運転致傷の疑いで書類送検していたことが分かりました。
捜査関係者によりますと、10月15日、警察に過失運転致傷の疑いで書類送検されたのは、高松市の「ことでんバス」が運行するジャンボタクシーを運転していた78歳の男性です。
この事故は、2025年7月1日、高松市屋島東町の屋島スカイウェイで、ジャンボタクシーがトンネルの入り口の側壁に衝突。乗客1人が重体、残りの乗客7人と男性運転手が重軽傷を負っていたものです。
会社によりますと、ジャンボタクシーは、制限速度20キロを大幅に超えてカーブに差しかかり、曲がり切れなかった可能性が高いということです。
会社の聞き取りに対して、男性運転手は、「多くの人にケガをさせてしまい、反省している。もうハンドルは握らない」と話しています。