成年後見人の弁護士に財産を横領されたとして県内の女性が損害賠償を求めた裁判で、広島地裁は弁護士の横領を認め、1億円以上の支払いを命じる判決を言い渡しました。

県内に住む女性は、2015年から2023年までの間、成年後見人だった久行康夫弁護士(67)に財産を横領されたとして、損害賠償の支払いを求める訴えを起こしていました。


きょうの判決で広島地裁の前田早織裁判官は、久行弁護士が成年後見人の権限を利用し、女性の預貯金口座から出金を繰り返して横領したと認定。久行弁護士におよそ1億1700万円の支払いを命じました。

テレビ新広島
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