愛媛県今治市で今年5月に暴力団幹部と共謀して自動車に拳銃を隠し持った罪で、松山地裁は28日、造船業の男に「社会の安全を脅かす危険な犯行」とし有罪判決を言い渡しました。

銃刀法違反の罪で判決を受けたのは、今治市末広町の造船業の男(56)です。

判決によりますと、男は指定暴力団六代目山口組傘下三代目兵藤会幹部の男(55)と共謀。今治市内で今年5月、自動車の中に旧ソ連製の軍用自動式拳銃トカレフ1丁を隠し持ちました。

松山地裁の渡邉一昭裁判長は「社会の安全を脅かす危険な犯行。さしたる抵抗なく拳銃を預かった行為はあまりに軽率」と指摘。この一方で「遠方に転居し暴力団関係者との関係を断ち切る」などと反省の態度を示しているとして、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

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テレビ愛媛
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