JA福井県は27日、高浜支店に勤務する信用担当の60代の臨時職員が、顧客の定期貯金を解約するなどし約6700万円を着服していたと発表しました。
この男性職員は、顧客から信頼されていることを利用し、日常的に通帳やキャッシュカードを預かり現金の入出金をしていたほか、20年以上前から定期貯金の書き替え手続きを依頼された際、解約金を着服し、顧客には偽造した定期貯金証書を渡していたということです。この手口で2世帯から6700万円を着服したとみられています。
動機については「ギャンブルや物欲から」と話しているということです。
JA福井県では、引き続き調査を進めています。
JA福井県では6月にも、農産物の配送をめぐって40代の男性職員が業者と共謀し架空の輸送費を請求して、約1100万円を着服していたことが明らかになっています。