フランスのルーブル美術館で起きた強盗事件に関与した疑いで、強盗グループの一部のメンバーの身柄を拘束したと捜査当局が発表しました。
捜査当局によると、25日夜、フランスのシャルル・ド・ゴール空港で、国外に逃亡しようとしていた強盗グループの1人を拘束したということです。
地元メディアによると、この他にパリ郊外にいた1人の容疑者の身柄を拘束していて、2人とも窃盗の犯罪歴があるということです。
この事件では、皇帝ナポレオンにゆかりのある宝飾品など8点がルーブル美術館から強奪されていて、被害総額は8800万ユーロ、日本円にして155億円にのぼります。
捜査当局はあわせて4人が犯行に関与した疑いがあるとして行方を追っていました。