「大変!子供がいるわ!」
アメリカ・フロリダ州で8月、バスの運転手が目にしたのは、道路の真ん中を1人で歩く幼い男の子だった。何が起きていたのか…。

迷子の男の子…母親と20分後に再会

道路の真ん中を1人で歩く幼い男の子。

大きな道路を歩き回る男の子
大きな道路を歩き回る男の子
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「大変!子供がいるわ!」

その様子を目撃したバスの運転手は、バスを急停止させ、乗客にひと声かけてから外に飛び出した。

「おいで!」と声をかけ、男の子を無事に保護した運転手は、乗客の理解を得て警察に通報した。周囲を見渡したが、保護者の姿は見当たらないようだった。

男の子を抱きかかえたバスの運転手(Hillsborough Transit Authority(HART))
男の子を抱きかかえたバスの運転手(Hillsborough Transit Authority(HART))

運転手は、「ボク、どこから来たの?」と優しく声をかけ、男の子を安心させていた。抱きかかえられた男の子は「ママ、ママ」と母親を呼んでいた。

その後、警察が現場に到着し、男の子は引き渡された。

運転手は当時を振り返り、「警察が到着したとき、孫の顔が浮かんで泣きそうになりました。無事に帰って本当に良かった」と語っている。

男の子を抱きかかえてバスに戻った運転手(Hillsborough Transit Authority(HART))
男の子を抱きかかえてバスに戻った運転手(Hillsborough Transit Authority(HART))

警察は周辺の民家を一軒ずつ訪問し、約20分後に母親を発見。男の子は無事に家へと帰宅したという。
(「イット!」 10月22日放送より)

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