中国はクアラルンプールでのアメリカとの閣僚級貿易協議を終え、追加関税措置などについて「暫定的な合意に達した」と公表しました。
中国の李成鋼国際貿易交渉代表は26日、クアラルンプールで2日間にわたり行われていたアメリカとの閣僚級貿易協議を終え、追加の関税措置や合成麻薬フェンタニルの輸出を巡る問題などについて「暫定的な合意に達した」と答えました。
米中の貿易協議を巡っては、中国のレアアース輸出規制強化などを受け、アメリカが追加関税を突き付け対抗するなど、駆け引きが加熱していて、今回の協議では首脳会談に向けた道筋を見いだせるかが焦点となっていました。
トランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談は10月30日、韓国で行われる予定です。