メジャーリーグのワールドシリーズ第2戦で山本由伸投手(27)が完投勝利。

大谷翔平選手(31)もバットで援護しました。

初戦を落とし、連敗は避けたいロサンゼルス・ドジャース。

山本投手は先制点をもらった後の1回ウラ、ノーアウト1塁・3塁の大ピンチを背負いました。

それでも後続を抑えピンチを切り抜けた山本投手は、ホッと一安心。
ベンチで笑みがこぼれました。

そして、ここ2試合連続でホームランを放っている大谷選手の第2打席。

見送ればボールの高めの球を打ち上げてしまいます。

ファウルフライで、ここまでノーヒット。

山本投手は3回に犠牲フライで1点を失い同点とされますが、尻上がりに調子を上げていきました。

6回を終えた時点で、球数はまだ71球。
省エネピッチングで踏ん張ります。
すると7回、ドジャースのスミス選手が豪快な一発。

ベンチの大谷選手も身を乗り出して見送った打球は、レフトスタンドへ。
欲しかった勝ち越しの1点にベンチが沸き立ちました。

いきおいを取り戻したドジャース打線。
大谷選手も8回の第4打席にライト前ヒットを放ちました。

このあと、3塁まで進むと、内野ゴロの間に5点目のホームを踏み、山本投手に追加点をプレゼント。
8回に三者連続三振を奪うなど余力十分な山本投手は、前回に続き9回まで投げ抜きました。
ポストシーズンでの2試合連続完投勝利は、24年ぶりの快挙。

ドジャースが対戦成績をタイに戻しました。

山本由伸投手:
結果的にすごくうれしく思いますし、立ち上がり球数がたくさんいっただけに最後(9回)までいけると思いませんでしたが、しっかり1回ずつ投げていけたので結果につながったと思います。

フジテレビ
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報道スポーツ部
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