春の高校バレー島根県大会は10月26日に決勝戦を迎え、安来と出雲農林が対戦した女子は、安来がストレート勝ちし、大会7連覇、42回目の全国大会出場を決めました。
決勝戦で対戦したのは、大会6連覇中で県総体優勝の安来に初優勝を狙う出雲農林が挑む形となりました
第1セット序盤、流れをつかんだのは安来、ライトからの1番仁田の攻撃が効果的で、リードを奪いました。
対する出雲農林、初の決勝戦の舞台で1番木村、4番安部莉菜を中心に粘りを見せます。
その後も、安定した試合運びを見せた安来が出雲農林を突き放し第1セットを先取しました。
第2セットも安来のペースで試合が展開、1番仁田のスパイクなどで得点を伸ばします。
出雲農林も1番木村、11番安部可恵を軸に攻撃を組み立て反撃、11対5の場面からは長いラリーを制し、流れを変えようと奮闘、3連続得点などで2点差に迫りました。
中盤以降リズムを取り戻した安来が突き放し、25対18で第2セットも連取し、優勝に王手をかけました。
第3セット序盤は一進一退の攻防となる中、そこから抜け出したが王者・安来。
安定したレシーブとアタッカーの決定力で出雲農林からリードを広げます。
中盤も16対6の場面から長いラリーを制した安来が、出雲農林の追撃を振り切り、25対
セットカウント3対0のストレートで勝ち、7年連続の優勝、42回目の全国大会出場を決めました。