10月21日夜に発足した高市早苗内閣に参議院岡山選挙区選出で、初めて入閣した小野田紀美経済安全保障担当大臣。22日、就任会見で抱負を述べました。
午前9時半ごろ、職員から拍手で迎えられて内閣府に初登庁した小野田大臣。22日から本格的な業務を始めました。
日本の憲政史上、女性として初めて総理大臣に就任した高市さんは、21日夜、皇居での認証式を経て内閣を発足させました。積極的な女性登用を掲げましたが、閣僚としては高市総理誕生に向けて全面的に支援してきた小野田大臣など2人だけとなりました。
小野田大臣の業務は、企業などの経済活動に対する脅威を取り除くことが中心となります。国際情勢が緊迫化する中、2022年に創設されたポストで、過去に高市総理も務めました。
(小野田紀美経済安保相)
「高市首相が大切に思っている担当大臣を任せてもらい、身が引き締まる思い。経済安全保障については戦後最も厳しく複雑な安全環境の下で経済的手段を通じた様々な脅威が高まっている状況。こうした中でわが国の自立性・優位性・不可欠性の確保に向けて必要な体制を構築しつつ、とにかくスピード感を持ってやっていく」
小野田大臣の担当はこの他、夏の参院選で争点の一つとなった外国人との共生政策やクールジャパン戦略、科学技術政策、宇宙政策など多岐に渡ります。
難しいかじ取りが求められる中、その手腕が問われます。