唐津市に世界初の海洋プラスチック問題について考える拠点施設がオープンするのを前に、現状や今後の取り組みについて意見を出し合うシンポジウムがこのほど唐津市で開かれました。
このシンポジウムは、美しい海を取り戻すために海洋プラスチック問題について考え、必要な対策など意見を出し合う国際会議で、世界海洋プラスチックプランニングセンターの開設を前に開かれました。
この日は、プラスチック再生などに取り組む企業や地元の高校生、NPO団体など全国から約120人が参加。
山口知事やタイ・インドの総領事館・フィンランド大使館などが流れ着いた海洋プラスチックの量や生物への影響、地域で取り組んでいる活動などを写真を見せながら紹介し、世界的な海洋プラスチック問題の現状を把握しました。
世界海洋プラスチックプランニングセンターは、来年6月に唐津市鎮西町の波戸岬に開設予定で、実際に海洋プラスチックを拾い、分別、洗浄、アップサイクルの一連の流れを体験できる世界初の施設だということです。