今年4月土砂を掘るときなどに使うショベルカーのバケットに従業員を乗せて作業をさせたとして警備会社と代表取締役の男が書類送検されました。従業員はバケットから転落し死亡しています。
書類送検されたのは、佐賀市にある警備会社と代表取締役の男です。
この会社は今年4月、唐津市の山林で、本来土砂を掘ったり、すくうために使うショベルカーのバケットに従業員を乗せて枝を切らせるなどの作業をさせた労働安全衛生法違反の疑いが持たれています。
作業していた男性は、約8メートル転落し、病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどし死亡しました。
男はこのほか無資格でショベルカーを運転した疑いでも書類送検されています。
男は「警備の仕事がなかったため会社のショベルカーを使い私有地の山林を整備していた」などと話しているということです。