福岡県北九州市の貴金属店で6月、金のネックレスなどが奪われた事件で「回収役」として関与したとされる男に22日、拘禁刑2年、執行猶予3年などの有罪判決が言い渡されました。
判決を受けたのは福岡県糸島市の左官工、内野遥輝被告(21)です。
判決などによりますと内野被告は6月、北九州市小倉北区竪町の貴金属店であった強盗事件で、強盗行為により得た金のネックレスなど約3002万円相当が入ったリュックサックを何者かの指示に従い、福岡市の公園で回収しました。
SNSを使った「闇バイト」による犯行とみられています。
22日の判決公判で、福岡地裁小倉支部の松浦佑樹裁判官は、被告は「安易に犯行に及んだ。組織的、計画的犯行で隠匿されたものも高額」と指摘しました。
一方で、被告が反省しており、現在は定職についていることなども考慮し、拘禁刑2年、執行猶予3年などの有罪判決を言い渡しました。