西日本・九州の炭鉱跡

■滋賀県 土倉鉱山跡

土倉鉱山跡(2023年5月撮影)
土倉鉱山跡(2023年5月撮影)

1965年まで稼働していた。まるで遺跡のような外観だ。右の方には、丸い沈殿槽跡が見える。※編集部注 内部は立ち入り禁止となっている

■佐賀県 向山炭鉱跡

向山炭鉱跡(2023年11月撮影)
向山炭鉱跡(2023年11月撮影)

1963年に稼働停止した、海上に浮かぶ炭鉱施設跡。海水などで浸食が進行し、徐々に崩れ去りつつある。

■福岡県 旧志免(しめ)鉱業所竪坑櫓

旧志免鉱業所竪坑櫓(2018年8月撮影)
旧志免鉱業所竪坑櫓(2018年8月撮影)

背の高い竪坑櫓が圧巻。竪坑櫓とは、作業員が地中深くまで降りるための昇降機を支えるためのもの。

■長崎県 池島

池島(2023年11月撮影)
池島(2023年11月撮影)

1952年から島の開発が進み、最盛期には約8000人が住んでいた。現在は多くの建物が無人になっている。

(了)

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一人旅研究会
一人旅研究会

本名:栗原悠人。平成7年大晦日生。川崎出身、新潟在住。那須、札幌等に住居を転々としながら旅情と郷愁を求め、日本全国の鄙び空間、退廃的空間、秘境、温泉などを巡る。家ではジオラマ製作・落書き。日本一周・全県宿泊済。 愛車:三菱 ランサーエボリューションⅦGT-A。カメラ:CANON EOS R6 markⅡ。著書に『一人旅研究会・ノスタルジック写真集〜日本のなつかしい風景を旅する〜』(マール社)がある。