若い世代の地球温暖化や食品ロスなど環境問題への意識を高めようと、県内のガス会社が小学生を対象に、環境に配慮した料理を学ぶ「エコ・クッキング」を開催しました。
エコ・クッキングは環境に配慮した調理の工夫や、片付けの仕方などを学ぶ取り組みです。
21日は長崎市立朝日小学校の4年生と5年生約15人が、講師から教わりながらドライカレーと野菜スープを作りました。
西部ガス長崎 乗冨絵梨奈さん
「ニンジンの頭の部分、いつもどうしていますか?」「ここが成長点と言われるところで、ここにものすごく栄養が詰まっていると言われている」
普段捨てがちなニンジンの皮やピーマンのワタなど、食べられるものは全て使います。
エコ・クッキングを開いたのは西部ガス長崎です。
2022年に長崎市と二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする、カーボンニュートラルの実現に向けた連携協定を結んでいて、今回の取り組みもその一環です。
エコを意識して作ったドライカレー、そのお味は!?
小学生
「ん!おいしい!」
「いつものカレーはどろどろして水っぽいが、これは固体があっておいしい」
「トロトロしていておいしい」
「食品ロスがないように、みんながご飯を食べられる世界になれば」
「エコ」と「おいしい」の両立を学び、環境問題を身近に考えるきっかけになったようです。