大阪・関西万博でも使われた電気自動車バスにトラブルが相次いでいる問題で、国土交通省が福岡県北九州市の会社に立入調査を行ったことがわかりました。
北九州市の「EVモーターズ・ジャパン」をめぐっては、販売した中国製の電気自動車バスに不具合が相次ぎ、国交省が9月、全国317台の総点検を指示していました。
その結果、3分の1以上にあたる113台でブレーキ部分の損傷などが確認され、国交省は修理に加えて原因究明と再発防止策の策定を求めています。
さらに、会社の報告内容が適正か確認する必要があるとして20日、北九州市若松区の本社を立入検査しました。
国交省は立入検査の結果などを踏まえて、必要な対応を行うとしています。