21日に招集された臨時国会で首相指名選挙が行われ、自民党の高市早苗総裁が、女性初の内閣総理大臣に選出されました。
午後1時過ぎから始まった衆議院の首相指名選挙では、高市氏が237票を獲得し、1回目の投票で過半数に達しました。
過半数は233ですが、自民党と日本維新の会を合わせても2議席足りないため、無所属議員でつくる少数会派「改革の会」の3人などが高市氏に投票したものとみられます。
一方、参議院での指名選挙では高市氏は過半数に1票足りず、決選投票の結果、第104代内閣総理大臣に選出されました。
首相に選出された後、高市総裁は各政党へ挨拶にまわっています。
憲政史上初の女性首相となった高市氏は、まもなく首相官邸で組閣人事を行います。