長崎県内で開催中のピース文化祭の関連イベント・日中韓3カ国の若手音楽家による演奏会を18日に控え、長崎県雲仙市では東京藝大の学長を務めた指揮者・澤和樹さんから演奏技術を学ぶ公開セミナーがありました。
ピアノと弦楽器で奏でる室内楽の調べ。
18日に雲仙市のハマユリックスホールで開かれる演奏会を前に、出演者の代表2組が17日、東京藝術大学の元学長で指揮者の澤和樹さんの公開指導を受けました。
指揮者・澤和樹さん
「私が聞いた感じだと(テンポが)どれも同じように聞こえる、そこの違いも作る必要がある」
ピース文化祭の関連イベント「東アジアユースオーケストラ演奏会」には、日本や韓国、中国の若手演奏家40人が参加しています。
メンバーは16日から小浜温泉で事前合宿をして、18日の演奏会に備えています。
指導を受けたヴァイオリン 時津 仁美 さん
「きょうは学んだことを活かしつつ頑張ってのりたい。本当にオケはいい音がするので私も楽しみたい」
演奏会は、18日午後2時から雲仙市のハマユリックスホールで開かれるほか、メンバーは19日にも長崎大学で演奏を披露することになっています。