仙台市が進めている自動運転バスの実証実験で、市は今年度、新たに3つの地域を実施エリアに加えます。そのうちの1つ、錦ケ丘エリアでは10月17日、実験の様子が先行で公開されました。
青葉区の錦ケ丘エリアでは、18日と19日、自動運転バスの運行に向けた実証実験が行われます。
今回の実験は主に道路データの収集が目的で、手動で運転を行い、車内に搭載されたカメラやセンサーにより道路の状況や歩行者の動きを分析します。
この実証実験はバスの運転士不足などを背景に、おととしから始まり、市は将来的な導入を目指しています。
仙台市プロジェクト推進課 工藤圭主幹
「将来の公共交通をカバーしていく手段として、しっかりと取り組みを進めていきたい」
実証実験のバスは、「錦ケ丘コミュニティ・センター」、「仙台市天文台」、「愛子駅」を結び、市民なども無料で乗車できます。
実証実験は今後、東部北エリアや秋保エリアでも実施される予定です。