千葉地方検察庁の30代の男性検事が、自身が取り調べをした参考人から事件後に、飲食を伴う接待などを受けるなどした上、報告書を提出しなかったとして停職10カ月の処分を受けました。

千葉地方検察庁の男性検事は2022年9月から今年7月ごろまでの間、自身が取り調べた参考人から事件後に業務に必要がないにも関わらず、27回にわたり飲食を伴う接待などを受け、必要な報告書を提出しませんでした。

千葉地検によりますと、27回のうち13件の金額が明らかになっていて、あわせて約109万円に上るということです。

男性検事は10カ月間の停職処分を受けましたが、本日付で辞職しました。

千葉地検は「検察の信用を失墜させる行為であって、極めて遺憾であり、深くお詫び申し上げます」とコメントしています。