自転車が絡む事故や違反をなくそうと、福岡県警が自転車専門の対策部隊を発足させ17日、出発式がありました。
発足した「自転車安全対策部隊」は福岡市内の4つの警察署で編成され、自転車に乗った警察官が違反者への指導などにあたります。
自転車を巡っては去年、飲酒運転の取り締まりが厳格化され、来年4月からはイヤホンを付けての運転などに反則金を課すため「青切符」が導入されることになっています。
◆福岡県警交通企画課 水島和昭管理官
「機動力を生かした広報啓発活動と指導、取り締まりなどを行うことによって自転車の基本的なマナーやルールを遵守していただきたいと考えています」
県警は、自転車の酒気帯び運転検挙数が去年11月以降、978件にのぼっていることから、安全な利用を呼びかけています。