料亭や結婚式場を運営する新潟県見附市のグランドール四季亭が、9月28日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。

民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、1945年に創業し、1994年5月に法人改組されたグランドール四季亭は、新潟県見附市を中心として事業基盤を形成し、2008年4月期には年売上高約1億6500万円を計上していた。

しかし、近年は同業者との競合や需要の低迷から業況は低調に推移。2025年4月期の年売上高は約5800万円にまで落ち込み、収益状況も悪化していた。その後も業況改善の見通しが立たないことから事業の継続を断念した。

負債は約1億2400万円が見込まれている。

NST新潟総合テレビ
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