大阪・関西万博でも話題となった“空飛ぶ車”。
そんな次世代の有人エアモビリティが、2年後にはもっと身近になるかもしれません。
ワールドスキャンプロジェクト・上瀧良平代表取締役:
どこでも誰でも飛ぶことができてしまう。歩けない場所はもうない。スターウォークできない場所はない。
16日にお披露目されたのは、1人乗りの空飛ぶスポーツカー「STAR WALKERS」。
2150万円で予約注文の受付が始まりました。
オープンカーよりも開放感あふれる機体。
ひと足先に乗せてもらった「Live News α」のスタッフによると、思ったよりも窮屈感がなくベルトもしっかり固定してくれているため、安心して空を飛ぶことができそうだということです。
これまでのドローンの独自技術が活用されたこの機体は、室内外問わず飛行が可能で難しい訓練は不要だといいます。
ジョイスティックを動かすだけで思いどおりの操作ができるほか、全自動運転にも対応します。
さらに走行時に二酸化炭素を排出しない電動モーターを採用し、地上交通の混雑緩和だけでなく環境負荷の低減も目指します。
そして最大の特徴は持ち運べること。
機体はワンボックスカーに収まるコンパクトな設計になっており、車に乗せて運び自分の好きな場所で空を飛ぶ、そんな夢をかなえることができます。
また空のアクティビティだけでなく災害、物流、医療などの社会インフラにも貢献できる可能性を秘めてます。
ワールドスキャンプロジェクト・上瀧良平代表取締役:
なにか経済として使われているというわけではない区域にはいろんなチャンスがあると思う。その地域のヒーローを量産していくではないが、この乗り物に乗って人助けをする人がどんどん増えてくれば、非常に社会貢献にもなっていいなと思っている。
今後はアメリカ・ニューヨークにショールームを展開し、納車が始まる予定の2027年までに約600台の販売を目指したいとしています。