災害対応などのため、KDDIが能登半島にドローン基地を常設すると発表しました。
KDDIは、石川・輪島市と七尾市にドローンが離着陸するための拠点「ドローンポート」を4カ所設置したと発表しました。
ドローンは遠隔地から操作でき、AI(人工知能)により自動で飛行します。
災害時を想定し、東京や北海道など異なる運営拠点から管理を行い、津波の発生状況の確認や行方不明者の捜索活動などに役立てます。
また、平時は橋やトンネルなどインフラ設備の定期点検に使うことを想定しています。
機体の性能は最高速度72km/h、40分間連続で飛行が可能で、1拠点につき10km圏内をカバーします。
KDDIは今後、ドローンポートを全国1000拠点に増やし、全国どこへでも10分で駆けつけるサービスを目指しています。