岩手県奥州市の中学校では10月16日、国立天文台水沢VLBI観測所の研究員による出前授業が開かれました。
生徒たちは、星の一生やブラックホールについて学びました。

この出前授業は国立天文台水沢VLBI観測所が市内の学校などを対象に毎年実施しています。

16日は特任研究員の橋山和明さんが東水沢中学校の3年生126人に、星の一生とブラックホールについて説明しました。

国立天文台水沢VLBI観測所 橋山和明特任研究員
「星が何も無い場所をぐるぐる回っている。ブラックホールは光を出さないので見えない。人類史上初の成果」

橋山さんは自らが開発に関わった天体観測用のカメラや、研究員の仕事についても紹介しました。

出前授業を聞いた生徒からは「かみ砕いて説明していたので、自分でも興味を持つことができた」「望遠鏡やカメラで星を撮影していると聞いて、撮ってみたいと思った」などの声が聞かれました。

ちょうど理科の授業で宇宙と星について学んでいる生徒たちは、メモをとりながら説明に耳を傾けていました。

(岩手めんこいテレビ)

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