岩手県盛岡市の食や工芸品を集めた「もりおか味と工芸展」が、10月16日から市内のデパートで開かれています。会場は初日から多くの人でにぎわいました。
高橋礼子アナウンサー
「16日から始まったもりおか味と工芸展。なかには普段はお店では買えない会場限定の商品もあります」
くるみだれをたっぷり塗った焼きたてのお茶もちや南部しぼりの鮮やかな着物などが並ぶ「もりおか味と工芸展」。
盛岡市の食や工芸品の魅力を広く知ってもらおうと毎年開かれていて、2025年は盛岡市の事業者を中心に初出店2店舗を含む38店舗が出店しています。
このうち盛岡市の老舗菓子店・関口屋菓子舗では大粒の栗を白あんで包んだ蒸しまんじゅうを実演販売しています。
季節限定のこの商品は細かく刻んだ栗を皮にも混ぜていて、この時期ならではの味を楽しめます。
高橋礼子アナウンサー
「白あんの甘さが控えめな分、ほくほくした栗の甘さが際立ちます。上品な味わいでとってもおいしいです」
このほか会場には今が旬のキノコやリンゴなども並んでいました。
買い物客
「『りすのチョコレートやさん』がすごくかわいくて。ご夫婦二人の手作りでクッキー缶が人気なので買った」
「私16日がお誕生日。娘が『ケーキより和菓子が良いでしょ』って」
一方、工芸品のコーナーでは糸を紡ぐところから全て手作業のホームスパン製品などが並んでいて、職人の技を体験できるワークショップも行われています。
「もりおか味と工芸展」は盛岡市のカワトクで10月20日まで開かれています。