岩手県紫波町の日詰商店街で、10月15日に地元の小学生による体験学習が行われ子どもたちが仕事のやりがいや地域の魅力について学びました。
15日は日詰小学校の6年生64人が、県立大学の学生の案内で日詰商店街を訪れ、10のグループに分かれて商店街の店舗で仕事を体験しました。
日詰小学校では地域の活性化につなげようと、2023年からマーケティングなどを学ぶ県立大学の学生のサポートの下、商店街での体験学習を実施しています。
20年以上にわたり手作りのパンや菓子を販売している「鈴徳商店」では、児童が店の人から教わりながらクッキーを作ったほか、インタビューにも挑戦しました。
児童「お店にかける思いとやりがいは何ですか」
店の人「お客さんがおいしかったと言ってくれるのが最高の幸せです」
話を聞いた児童は「色んなことに思いをかけて(商品を)作っているのがわかった」と話していました。
県立大学の学生
「日詰商店街の方々の思いに触れて、子どもたちが就職など働きだす時に地元に戻ってくる子もいると思う」
日詰小学校では今後、県立大学の学生と一緒に商店街のガイドブックを作成する予定です。
(岩手めんこいテレビ)