茶屋で働く若い女性に歌舞伎役者の舞台姿。
江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿や東洲斎写楽の作品を所有する男性が10月16日、藤枝市役所を訪れました。
藤枝市・北村正平 市長に報告したのは展示会への協力です。
男性の家はもともと芝居小屋を営んでいて、蔵から祖父が集めたとみられる浮世絵が見つかりました。
250年前のものでも保存状態が非常によく、市長が熱心に見入っていました。
特別展では江戸の出版文化を支えた版元・蔦屋重三郎が手がけた作品や、牧之原市にゆかりのある田沼意次の資料など、約200点が公開されます。
所有者
藤枝江埼新聞・江埼晴城 社長:
偶然見つかった浮世絵は藤枝で長い間大切にされていた位置づけでは。その作品をぜひ多くの人に見に来てもらい、藤枝を知ってもらいたい
特別展は11月8日~12月21日まで藤枝市郷土博物館で開かれ、浮世絵を活用したグッズも販売されます。