14年7カ月ぶりの再会です。
東日本大震災で行方不明となっていた当時6歳の女の子の遺骨が、家族に引き渡されました。
16日、宮城県警で遺族に引き渡されたのは、東日本大震災で行方不明となっていた岩手・山田町の山根捺星さん(当時6歳)の遺骨です。
父・朋紀さん:
うれしいの一言です。やっと家に連れて帰れるなと思って。
捺星さんの遺骨は2023年2月、宮城・南三陸町にある建設会社が作業中に見つけました。
警察がDNA鑑定などを進め、捺星さんの下あごの骨の一部であることが分かりました。
父・朋紀さん:
半分もう諦めていたので、電話が来たときは震えが止まらなくて、見つけてくれた人にすごく感謝したいです。
母・千弓さん:
おかえりというね、頑張ったなという思いですね。帰ってきてくれてありがとうという気持ちでした。
捺星さんは16日、14年7カ月ぶりに家族4人で自宅に帰りました。