自民党が日本維新の会と行った16日の政策協議について、BSフジ「プライムニュース」に出演した自民・小林政調会長は、「信頼関係が一段上がった。非常に共有できる部分が多かった」と手応えを語った。
高市総裁とともに維新との政策協議を行った小林氏は、「信頼関係が一段上に上がったのではないか。政策のすり合わせで、非常に考え方を共有できる部分が多かった」との認識を示した。
維新は12項目の政策について実現を求めたが、小林氏は「物価高を含め、スピーディーに結果を届けていかなければいけないものについては、別々の方向を向いているとは感じていない」として、「短期的に結論が出せるものについては、スピードを思い切って加速していくという認識も共有できた」と述べた。
一方、合意に至らず継続協議となった企業・団体献金の廃止については、「どうやったら折り合っていけるのか、正面から向き合ったような議論が交わすことができたと思っているが、どういう形で落ち着くのか、落ち着かないのかは、予断を許さない」との見方を示した。
また、「短い時間軸でやりきらないといけないものと、どうしても少し時間かかってしまうものがある」として、「時間がかかるものは今すぐ何か結論を出すということはなかなか難しいし、これから両党で協議を続けていくという項目も出てくる」と述べた。