洋上風力発電の国際イベント「世界洋上風力サミット」が15日から秋田市で始まり、世界各国から集まった関係者たちが洋上風力のさらなる普及・拡大に向けて交流を図りました。
15日に秋田市で開幕した「世界洋上風力サミット」は、風力発電に携わる世界各国の企業や団体が交流し、取り組みなどを共有する国際的なイベントで、秋田では2022年以来2回目の開催となります。
セレモニーでは、鈴木知事が各国から集まった関係者を前に「洋上風力発電はクリーンエネルギー・脱炭素という文脈だけではなく、新たな産業として、人口減少をはじめとする様々な課題に直面する県にとっては期待の星。引き続き官民をあげて関連産業の振興とさらなる導入拡大にまい進する」と洋上風力発電の普及拡大を訴えました。
また、主催団体の世界風力エネルギー協議会のマーク・ハッチンソンディレクターは、世界的に洋上風力発電をさらに普及させるために必要な施策について講演しました。
ノルウェーから訪れた参加者は「洋上風力関係の仕事に就いているので、日本には多くの顧客がいる。サミットは、洋上風力に携わっている各国の企業の人に会い意見交換をする良い機会」と話していました。
世界洋上風力サミットは17日まで秋田市で開かれています。