季節外れの暑さが続く中、高知県宿毛市で秋の花・コスモスが見頃を迎えています。
一面に広がるピンクや白のコスモス。ここは宿毛市山奈町山田地区にあるコスモス畑です。その広さは約4ヘクタール。地元の住民たちが花で地域を盛り上げたいと、6年前から稲刈り後の田んぼに種をまきコスモスを育てています。2025年は8月中旬から種をまき始め、いま見頃を迎えています。
15日の県内は上空の暖かい空気と日差しの影響で気温が上がりました。四万十市江川崎で32.2℃、高知市でも30.5℃と、16の観測地点のうち7つの地点で30℃以上となりました。このうち、南国市後免や安芸市など4つの地点は観測史上最も遅い真夏日の記録です。
ウェザーニューズによりますと、この週末はスッキリとしない天気で雨を境に空気が入れ替わり、ようやく平年並みの気温に落ち着きそうだということです。コスモス畑では訪れた人が日傘を差しながら散策したり、写真を撮って楽しんでいました。
四万十市から:
「きれいです。色鮮やかでピンクがかわいいと思います」
千葉から:
「これだけたくさんのコスモスが咲いて美しい場所なのになんかこの貸し切り感、たまらないですね」
宿毛市山奈町山田地区にあるコスモスはこれから咲くものもあり、一番の見頃は10月下旬。11月上旬までは楽しめそうだということです。