米兵による性暴力の根絶などを目指し女性団体が実施している署名が5万人を超えたことがわかりました。

女性団体は10月上京し日米地位協定の改定などを政府に直接要請することにしています。

女性団体「フェミブリッジ沖縄」は2024年12月に開催されたアメリカ兵による少女暴行事件に抗議する県民大会をきっかけに日米地位協定の改定などを求める署名活動を行ってきました。

15日の会見でフェミブリッジ沖縄はオンラインの署名が14日までに5万4000件あまりに達したと発表しました。

この署名を携え10月30日に上京し日米地位協定の改定や被害者への謝罪や補償、米兵による事件が起きた際の通報手順の改善などを政府に直接要請するということで県民大会の実行委員会も帯同する予定です。

フェミブリッジ沖縄のメンバー:
日米地位協定という非常に不平等なルールの中で暮らしている。皆の力を借りて、やり上げていきたい、次の世代に誰にも責任取れないことをこれで終わりにしたいと思っています

また、国会ではアメリカ兵による性暴力事件の根絶を訴える院内集会も開く予定です。

沖縄テレビ
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