経済的な理由で大学進学が難しい生徒を支援しようとオリオンビールが新たな基金を設立しました。
オリオンビールは2016年にオリオンビール奨学財団を設立し経済的に進学が難しい生徒に返済義務のない奨学金を給付する事業に取り組んできました。
財団によりますと、ひとり親世帯の高校生や特別支援学校に通う生徒などこれまでに56人を支援したということです。
この事業をさらに拡充しようとこのほど「進学応援みらい基金」を新たに創設したと発表しました。
新たな基金は寄付を個人や企業からも募りより多くの学生の進学をサポートします。
支援内容はこれまで同様に学生1人に対して大学の在籍期間に月5万円を給付するもので返済義務はありません。
オリオンビール奨学財団の嘉手苅義男理事長は「基金を通じて沖縄の未来を担う子供たちの成長を支援し地域社会の発展に貢献できる人材育成につなげたい」と述べました。