伝統的な日本画の技法や世界観を取り入れ、現代の日本画を描くアーティスト・森山知己さんの作品を集めた展示会が、愛媛県今治市の美術館で開かれています。

森山知己さんは、日本の伝統的な美意識を現代的な感性で表現するアーティスト。岡山県を拠点として創作活動に取り組んでいます。

今回の展示会は今治市の大三島美術館で開催。日本画14作品が並んでいます。

「倣日月四季山水図屏風」は屏風に描かれていて、室町時代に制作された国宝を基にした倣作。伝統的な日本画の技法を研究し、山水の四季の移ろいを現代の作品として蘇らせました。今年の夏に左隻が完成し、左右そろっての展示は今回が初めてです。また「海中図」は江戸期の日本画のイメージを引用した屏風絵となっています。

デンマークからの女性観光客:
「新しいアーティストなんだけど、トラディショナルスタイルだよね、めちゃキレイ!スゴイ!」

この展示会「和様に倣う」は12月7日まで開かれていて、11月8日は森山さんによるギャラリートークなどが行われます。

#愛媛県 #今治市 #大三島 #美術館 #芸術 #アート #イベント #展示会 #日本画 #森山知己

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。