愛媛県でイノシシのほかにも海を渡る動物と遭遇。伊方町の沖合で10日早朝、今度はシカが泳いで島に渡る姿が目撃されました。

顔を海面に突き出し必死で泳ぐシカ。場所は伊方町の黒島の南側約1300メートルの沖合です。

この映像を撮影したのは宇和島海上保安部の職員。10日午前6時25分頃に巡視艇で海上をパトロール中、海を泳ぐシカ1頭に遭遇しました。

海上保安部によりますと、シカの体長は1~1.5メートル。シカはこのあと約15分間かけて黒島に泳いで到着したということです。

瀬戸内海や宇和海では、イノシシが海を泳ぐ姿は目撃例が相次いでいるものの、シカは珍しいとしています。

とべ動物園のシカに詳しいスタッフによりますと、「愛媛にいるシカは二ホンジカで泳げるものの、実際に海を渡っている目撃は珍しい」と話しています。ただ松山市北条地区の鹿島のシカは、繁殖で血が濃くなることを防ぐため、海を渡っていたと考えられているということです。

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テレビ愛媛
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