愛知県あま市の食品加工会社が製造した大根おろしを使った料理を食べた259人が、食中毒の症状を訴えました。全員が快方に向かっているということです。

 愛知県によりますと、9月24日から29日の間に、愛知県や岐阜県の居酒屋チェーンや焼肉店など21店の客259人に、下痢や吐き気といった食中毒の症状が出ました。

 259人はいずれもあま市の食品加工会社「アトラス」で製造された大根おろしを含んだ料理を食べていて、このうち113人の便からノロウイルスが検出されましたが、全員快方に向かっているということです。

 製造に携わった従業員からノロウイルスは検出されていませんが、保健所は「アトラス」が食中毒の原因と断定し、10月10日に営業禁止処分としました。現在は処分は解除されています。

東海テレビ
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