10月12日に栗拾い中だった男性がクマに襲われ大けがをした岐阜県高山市。現場近くで14日、親子とみられる2頭が捕獲されました。
高山市上宝町吉野の山林近くで12日、栗拾いをしていた70代の男性がクマに襲われ、腕の骨を折るなどの大ケガをしました。
市は現場近くに複数のわなを設置するなどして警戒を続けていましたが、14日午前7時すぎ、見回りをしていた猟友会のメンバーが2頭のクマがかかっているのを見つけました。
クマは体長およそ130センチと60センチほどのいずれもメスで、男性を襲った個体かはわからないものの、市は人に慣れている可能性があるとして、安全を優先し殺処分したということです。
わなの近くではもう1頭別の子グマが目撃されていて、市は引き続き周辺の小中学校の保護者に子どもの送迎を求めるということです。