14日の山陰地方は、前線や湿った空気の影響で天気が崩れ、各地で雨が降りました。
気象レーダーを見ると、日本海にあったやや発達した雨雲が山陰沿岸に南下してきました。
前線は15日にかけても山陰付近に停滞する見込みで、雨の降りやすい天気が続くでしょう。

午後4時半ごろの松江市では、レーダーに映っていた雨雲がかかり雨が降り、降り方が強まりました。
一方、湿った空気が入ったため、昼前後までは天気がぐずついた割には気温が上がり、最高気温は松江25.9℃、鳥取27.0℃と平年より4℃ほど高く、米子では28.6℃と9月上旬並みの季節外れの蒸し暑さでした。

今回の雨をもたらしている秋雨前線は、16日にかけて中国地方付近に停滞する見込みで、天気が崩れるでしょう。
この前線の通過によって20日以降は秋の深まりを感じることができそうです。

週間天気図を見ると18日から19日ごろにかけて低気圧が通過した後に、西高東低の冬型の気圧配置が現れる予想で、北日本を中心に寒気が流れ込んでくる見込みです。

北海道では雪が降るレベルの寒さになり、山陰地方では週明けの最高気温が20℃くらいで10月下旬並みと、ようやく秋の訪れを実感できる気温に落ち着く見込みです。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。