長崎県内すべての中学1年生が将来の仕事を考えるのに役立ててもらおうと、KTNが制作した「おしごと」を紹介する副読本の2025年度版が完成し、長崎県に贈呈されました。

「長崎県のおしごと本2025年度版」の贈呈式は、10月8日、県庁で行われました。

KTN 大澤 徹也 社長
「県内の『おしごと』を知ること、それから長崎の魅力に改めて触れていただきたい」

KTNテレビ長崎の大澤徹也社長から長崎県の前川謙介教育長に「おしごと本」が手渡されました。

おしごと本は2023年度からKTNが発行し、2024年度からはキャリア教育が始まる中学1年生を対象としています。

2025年度版では、中学生が将来なりたい仕事の上位に挙がる教員や保育士、エンジニアなど県内の40の「おしごと」が紹介されています。

長崎県 前川 謙介 教育長
「実際にその現場で働いている方たちの生の声をしっかり載せていただいて、魅力ある職場、というのを
しっかり子供たちに伝わる構成となっていますので、そこは我々は期待しているところです」

2024年度は、公立中学校の約7割で活用され、将来を考えるきっかけになったとの声もあがった「おしごと本」。

2025年度は県内195校すべての中学1年生1万900人に配布されます。

テレビ長崎
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