自民党は全ての議員が出席する両院議員懇談会を開き、高市総裁が公明党の連立離脱について陳謝しました。
自民党・高市総裁:
今回の連立離脱ということも、これは私の責任でございます。(両院議員懇談会で)皆さまにおわびを申し上げました。
懇談会は約1時間半行われ、高市総裁が冒頭、公明党が連立を離脱した経緯について説明しました。
関係者によると、議員の一部から「しばらく石破首相で続けるべき」といった意見が出されたものの、高市総裁に対する批判的な意見はありませんでした。
自民党・西田昌司参院議員:
石破政権でしばらく行ったらどうだというような人もいましたけど、それは全くの筋違いでね。高市総裁には自民党政権を作っていただきたいと申し上げた。
自民党・鈴木宗男参院議員:
高市さんを守らなければいけないと同時に、高市さん自身が強いリーダーシップを持ってやりなさいと。
懇談会の終了後、鈴木幹事長は取材に対し、「おおむね議員は理解をしてくれた。最後は総理大臣指名の獲得に向けて頑張ろうという雰囲気で終了した」と強調しました。
これを受け、高市総裁は21日火曜日にも行われる首相指名選挙に向け、野党との交渉を加速させる方針です。