イギリスで大相撲のロンドン公演が34年ぶりに開催されます。

土俵作りも進んでいるようですが今、現地は相撲フィーバーに沸いているそうです。
そして、力士たちの“あるもの”も話題になっているようです。

両横綱がそろって取材対応にあたっていたのは、イギリスのロンドン。

横綱・大の里関(25):
きのうも町に出て、たくさんの方もすごい「ピクチャー」と喜んでくれたんで、当日は本当にすごく楽しみです。

横綱・豊昇龍(26):
(チケットはほぼ)完売ということでちょっとびっくりです。

15日から、34年ぶりに大相撲のロンドン公演が開幕します。

今から34年前の1991年。
当時、若貴ブームに沸いていた大相撲。

ロンドンでも大歓迎され、空港は大混雑となりました。

またロンドン観光の定番、2階建てバスでビッグベンなど観光名所を訪れていました。

ロンドンの客の反応について聞かれると、当時の若花田関は「ちょっと日本と違いますね。(どういうところが?)やっぱり投げとか、そういう技が好きみたいで…」と語りました。

当時のロンドン公演は、5日間連続で立ち見席も完売となる大成功を収めました。

帰国した一行は…。

小錦関(当時):
(ロンドンはいかがでしたか?)よかったですよ、大成功でございます。

当時、取組だけでなく話題になったのが、力士たちのニックネームでした。

日本相撲協会の八角理事長も34年前のロンドン公演に横綱・北勝海として出場。

ロンドンっ子から「ブルドッグ」のニックネームがつけられました。

日本相撲協会・八角理事長(62):
(ブルドッグに)顔が似ている話ではなく、ブルドッグ将軍っていたらしいですね。その将軍が勇猛果敢だったという話を聞いて、それならそれでいいなと思っていた。顔も似てると思ったんで、若干。

ブルドッグだけではありません。
小錦関には「ダンプトラック」、豪快な塩まきで有名だった水戸泉関は「ソルトシェーカー」とニックネームがつけられたのです。

実に34年ぶりに開催されるロンドン公演。

その会場は1871年開場という長い歴史を誇る「ロイヤル・アルバート・ホール」です。

ロンドン入りしている横綱・大の里はファンと記念撮影に応じるなど、すでに相撲フィーバーに沸いていました。

34年ぶりにロンドンに上陸した「SUMO」。
15日から19日までロンドン公演が行われます。

フジテレビ
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報道スポーツ部
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