総社市と広島県福山市を結ぶ第三セクターの井原鉄道で10月26日から特別企画列車「デニムトレイン」が運行されます。14日、ラッピング工事の様子が公開されました。
列車の車体に貼られているのは、デニム生地をプリントしたシートです。井原市で公開されたのは、井原鉄道の特別企画列車「デニムトレイン」のラッピング工事の様子です。
「デニムトレイン」は、井原市など備中圏域特産のデニムをPRするとともに、県の内外から観光客を呼び込もうと岡山県と井原鉄道が企画しました。14日から作業が始まり、シール状になったシートが車体に、丁寧に貼られていきました。
ラッピングの作業は10月24日まで行われ、26日の「デニムの日」には、藍染の生地やステッチ模様、ダメージ加工などをリアルに再現した「デニムトレイン」がお目見えします。
(井原鉄道 大熊重行社長)
「ラッピング車両に乗ってもらって非日常感、特別感を味わってもらいたい。(利用客に)改めてデニムを認識してもらって地域の活性化にこのデニムトレインが寄与すればと思う」
井原鉄道は、2026年度以降、座席もデニム生地で製作する予定で、このラッピング車両を様々なイベントに活用していきたいとしています。