公明党の連立離脱を受け、自民党は全ての議員が出席する「両院議員懇談会」を行いました。
自民党本部から、フジテレビ政治部・福田真子記者が中継でお伝えします。
14日午後3時過ぎから始まった懇談会は午後4時半過ぎに終了しました。
当初は大荒れとの予想もあった懇談会ですが、ある出席議員に聞いたところ、「まるで激励会だった」と話していました。
懇談会は約1時間半ほどで終了しました。
出席議員によりますと、冒頭、高市総裁は公明党が連立離脱に至った経緯を説明した上で、「申し訳ない」と謝罪をしたということです。
出席した議員に取材したところ、これまでに20人を超える議員が発言を行い、選挙協力が白紙になったことを踏まえ、次の選挙に対する不安も出たということです。
一方、「連立解消は残念だが、26年一緒にやってきた友情を大切にしてほしい。今後、公明党に対し丁寧な姿勢で接するべきだ」といった意見や、「次の選挙で公明党の議員がいる選挙区には自民党候補を立てるべきではない」など、公明党に配慮するよう求める発言もありました。
また、出席者によりますと、「石破さんにもうちょっと長くやってほしい」など、首相と総裁を分離する「総・総分離案」を提唱した議員がいたものの、「高市総裁への批判はほぼ出なかった」ということです。