天童市の美術館で、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の分身キャラクター「AI広重」が話題となっている。
天童市にある「広重美術館」では、歌川広重の作品約1500点を所蔵している。
9月13日、美術館が試験導入したのが「AI広重」。
歌川広重の分身キャラクターで、実際に会話をすることができる。
菅原「広重さんに代表作品を聞いてみます。広重さんの代表作品は何ですか?」
広重「わしの代表作といえば“東海道五十三次”が有名じゃが、旅の風景を描いて日本中の人々に大人気だった」
AIが答えを返してくれるだけでなく、歌川広重の作品を学ぶことができる。
(広重美術館・梅澤美穂副館長)
「遠い過去の人と会話をするという新しい経験はそれだけでも価値があること。広重のこと・知らなかったことをより深く知るきっかけにして帰ってほしい」
AI広重の試験導入は11月24日までで、入館者は無料で会話を楽しむことができるという。
<広重美術館の情報>
■住所:山形県天童市鎌田本町1-2-1
■開館時間:午前10時~午後5時(入館午後4時半まで)
■休館日:毎週火曜と展示替え期間
■入館料:大人800円、学生500円、小中学生300円