カラフルで個性豊かなオリジナルのバッグが人気です。

展覧会の垂れ幕、バナーを再利用したバッグのチャリティー販売会が12日、県美術館でありました。

表情豊かな阿蘭陀万歳の万歳のイラストに、開館20周年のロゴが入ったものなど約300個のバッグが並びます。

KTN記者
「こちらのバッグ、生地が非常にしっかりしているがとても軽い。実はこの垂れ幕、バナーを使っています」

展覧会を告知する垂れ幕を再利用したバナーバッグ。

県美術館では2011年の東日本大震災を機に、毎年この時期にバナーバッグのチャリティー販売会をしています。

メッシュ素材で通気性がよく、雨風に強いのも特徴です。

美術館のアートボランティアが、一つ一つ手作りしています。

アートボランティア 堺 智子さん
「この取っ手も、中にバナーが入っているんです、実は。ぴしゃっと強くなるので、本当に捨てるところがない」

生地をカットして作るため同じ柄は2つとない、一点物です。

訪れた人達はバッグを手に取り、お気に入りを探していました。

小学5年生
「お出かけとかに使いたいかな」

母親
「大事に使っていきたい」

父親と女の子
「子どもの洋服、着替えなど入れてお出かけしようと思います」

バッグは300円から3000円ほどで売上金は文化財の保存や修復に役立てられます。

テレビ長崎
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